GPS関連実験室 【Sz Satellite Linker for Android の簡易説明書】 ・本稿ではセンサー01本体を「GPSユニット」、Android OS端末を「端末」と表記します。 【オプション設定】 ・自動起動関連 ・システム起動時にサービスを起動 android os起動時にSzSLのリンクサービスを自動起動します。 ・アプリ起動時にサービスを起動 本アプリの起動時にSzSLのリンクサービスを自動起動します。 こちらは非推奨オプションです。 条件によってはサービスを停止できない事が起こりますのでその際はこのオプションをOFFにして下さい。 ・GPSユニット関連 ・接続を許可するBluetoothデバイス名 ここで設定した名称のペアリング済みBluetoothデバイスのみが接続可能になります。 ペアリング設定に表示される名称をそのまま打ち込んでください。 前方検索になっていますので「xxxxx0」と設定すると「xxxxx01」と「xxxxx02」両方が許可されます。 ・LED発光設定 GPSユニットの前面にあるLEDの発光設定を行います。 ・発光制御はBluetoothのリンク完了時にのみ行われます。 ・ECOモードが正しく動作するかどうかは不明です。 ・次回リンク完了時に学習状態をリセットする 次回Bluetoothのリンク完了時にGPSユニット内にある自立航法用の学習データをリセットします。 なお、この設定は自動的に解除されます。 ・接続挙動 ・accept待機時間 端末側に設立したBluetooth受信サーバーの待機時間を指定します。 ※GPSユニットは30〜60秒くらいの頻度でペアリング済みの端末に接続を試行しています。 指定した時間が来てもGPSユニットから接続されない場合は以下の2つのオプションが実行されます(有効時の場合)。 ・リトライ時に受信サーバーを再起動 acceptタイムオーバーが発生する度に受信サーバーを再起動してリフレッシュさせます。 ・待機状態に戻るまでのリトライ回数 acceptタイムオーバーが指定回数したら待機状態にもどります。 「GPSユニットが接続されるまで待機」が有効になっている場合のみ有効。 ・GPS関連 ・疑似ロケーションにGPS情報を送信 GPSユニットから得たGPS情報を端末の疑似ロケーションに設定します。 なお、ヘディングアップで参照される方位に関してはナビアプリによってまちまちです。 例えば、google mapsの場合は端末の磁気&加速センサーのみを参照するらしく、 これらのセンサーが無いスティック端末ではヘディングアップ表示を行う事ができません。 ・GPS状態などの接続情報を表示しない SzSLのメイン画面にはタッチパネルや現在の経度緯度の情報を常時表示しています。 本オプションを適用すると、この情報を更新しなくなりCPU処理時間を僅かに削減できます。 ・緯度.経度の更新を1秒に1回のみにする ・方位の更新を1秒に1回のみにする GPSユニットからの位置情報は1秒間に5回更新されますが、Androidアプリ側で1秒に5回も 位置情報の更新を受け取ると地図の描画が重くなったり画面がブレたりすることがあります。 その際はこのオプションを有効にして更新頻度を下げてみると良いかもしれません。 ・GPSユニットの方位情報を利用しない ナビアプリによっては端末側の磁気方位センサーとの相性で方位がふらつくことがあるかもしれません。 その場合はこのオプション設定にてGPSユニット側の方位情報を無視すると良いかもしれません。 ・GPSユニットの速度情報を利用しない GPSユニットから得られる速度情報を疑似ロケーションに登録しないようにします。 ・自立航法時の進行距離補正値 [南北] ・自立航法時の進行距離補正値 [東西] 衛星ロスト時に行われる自立航法での車の移動距離にかける補正値を設定します。 トンネル内で実際よりも移動距離が極端に短い場合は本オプションの値を増やてください。 デフォルト値は1.025倍です。最大でも1.050程度までが適切と思われます。 ・疑似ロケーションテストモード 位置情報を東京駅前丸の内側の方位真南に固定します。 疑似ロケーションが有効になっているかの確認に利用してください。 ほとんどのナビアプリでは位置情報側の方位情報は利用されていないようです。 なお、テストモードではGPSユニットとリンクしないので操作は端末側で行う必要があります。